先日2018年の新語・流行語の発表がありました。
大賞は今年の平昌オリンピックで活躍をした女子カーリングチームが使っていた「そだねー」となりました。
彼女たちがどうしてオリンピックの舞台でこの言葉を使うようにしていたかの理由が人間関係を良くするために非常に使えるものだったんですよね。
本日はどうしてそう思えたのかを書いてみようと思います。
目次
そだねーを彼女たちが使う理由
チーム競技であるカーリングなのでもちろんチームワークは非常に大事になってきます。
チームワークを良くするには選手間でのコミュニケーションが重要となってくるのですが、ここでこのチームのスローガン
「キープスマイル、ステイポジティブ」
が大事になってくるわけですね。
スマイルをキープする為にポジティブなメンタルを保つ必要があるのですが、それを実行する為のワードの1つが「そだねー」なのです。
流行語大賞に選ばれた理由は日本を癒したとかかわいいとかそういった理由かなとは思うのですがこの言葉の素晴らしさを表すにはこれでは足りないですね。
そだねーという意味は「そうですね」という同意・賛同の言葉なのですがこれが大事なんですよね。
彼女たちが作戦を立てる時によくこの言葉を使っていたのですがまずは賛同するというのが肝なんですよね。
彼女たちはオリンピック選手なのですが間違いなく彼女たちも人間であり、感情というのは一般の人とそう変わりません。
そして、人間というのは否定されると不愉快になる生き物です。
これはほとんどの人間が持ち合わせている感情です。
この一旦賛同されるというのが大事なのです。例え相手が間違っていたとしてもいきなり否定すると相手は聞く耳を持ってはくれません。
相手を自分の思うように動かしたいのであれば頭ごなしに否定してはいけません。これはビジネスでもすごく大事な要素です。
全否定した時点で相手はもう自分の話を聞きたいとは思わなくなります。
相手の立場になったら分かりますよね?
否定されるというのは気持ちのいいものではないからです。
相手を自分の思うように動かしたいのであれば全否定は止めたほうがいいでしょう。
まずは相手を肯定した上で自分はこう思うと意見を言うだけで全否定をするよりかは間違いなく相手は自分の話を聞いてくれるようなります。
否定をして相手をネガティブにさせない。この「そだねー」という言葉には相手を肯定し安心感を与えてチーム内のコミュニケーションを潤滑にするという役割があったのです。
チーム内のコミュニケーションが上手くいけば自然とチームワークもよくなっていきます。
窮地に陥っても彼女たちの集中力は落ちることなく実力を出し切ることで銅メダルという結果をもたらしたのです。
日常生活でも会社の中でも使える技術
相手を否定せずまず肯定するというのは知っていれば誰でも使うことができます。
人がいる所であればどこでも使える技術なんですよ。
これって特別難しいことですか?
そんなことはないと思います。まずは肯定するってだけですからね。
知っていれば子供でもできることです。
相手に話を聞いて欲しい時、チームで何かをする時、この技術を使ってみてください。
円滑にコミュニケーションがとれるようになり、チームであればチームワークがよくなるはずです。
全否定からは何も生れません。
ビジネスの場でも同じです。これは人がいるところであれば使えます。
ビジネスは人と人とのやり取りです。相手の心を動かしたい時に相手を否定したとしても相手は動いてくれません。心を閉ざすだけなんですよね。
こういった事は知っていれば回避できます。
知っているというのは知識があるということ。
だから勉強して知識を得ましょうねって話です。
そして、知識を得たらアウトプットしないと身につかないのでこのブログを使ってアウトプットをしているという訳です。
私は上記の本からインプットした知識を使ってこの記事を書いています。この本は世界中で売れているD・カーネギーの名著「人を動かす」のマンガ版なのですがかなり読みやすくておすすめの一冊です。
「人を動かす」なんてちょっと難しそうな名前の本ですがこれを書いたD・カーネギーが英語で書いたタイトルは
「How To WIN FRIENDS AND INFLUENCE PEOPLE」
で友達を作る方法という意味でこのタイトルをつけています。
新しい友人を作ってみたいという方や学校や職場でのコミュケーションが苦手な方にもオススメな一冊です。
自分はこの本を読んで話し方がかなり変わりました。自分も気持ちよくコミュニケーションが取れますし相手の気分もよくすることができるようになります。
いい人間関係を築く為の技術が満載の一冊なのでよかったら読んでみてくださいね。
と、言った感じで流行語大賞の言葉から人間関係をよくする方法といった記事でしたがいかがでしたでしょうか。
これからもこういった記事をどんどん増やして皆様にシェアしていきたと思いますので一緒に学んでいきましょう。